【あなたの支え】在宅介護の限界を解決する【安心】

悩む主婦
悩む主婦

夫(会社員)、私(主婦)、息子(大学生)、
祖父(80歳)、祖母(84歳)の5人家族


病気をきっかけに在宅介護しているけど、
施設は一杯で利用できない。
在宅で介護をはじめて6ヵ月経つけど、もう限界。
私の人生、これからどうなっちゃうんだろう・・・


こんな悩みありませんか?


在宅介護は住み慣れた家屋でケアをするので、介護される側が落ち着ける反面、介護に対応しないハードでケアを求められます。

在宅介護の限界点は家族の介護力によってポイントがあり、

  • ずっと続けなければならない
  • あとどのくらい?

こういった思考になるとストレスも強くなりがちです。

<strong>小林玄人</strong>
小林玄人

執筆者の経歴

  • 作業療法士10年以上
  • 勤務歴(病院・介護施設・児童支援・就労支援)
  • 現在は就労支援に従事(障害のある方のリクルート)


現在、私は障害福祉分野で働いていますが、もともと高齢者介護、介護保険分野から仕事をはじめています。プロフィール詳細はこちら>>


在宅介護は「段階的」な関わり方があります。


⏬ 在宅介護の概要はこちらから ⏬
【初心者歓迎】在宅介護とは何だろう?【よく分かる】


共倒れしないためにも、介護者の受け入れ加減を知ることは大切です。

どんな場面が続いたり、どんなしんどいことがあるのかを解説していきます。

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在宅介護の限界を解決する

在宅介護の限界を解決する

医療技術進歩で健康寿命が伸び、第一次ベビーブームを経験された年齢層がこれから高齢者となるため日本の高齢化率は増加します。これを2025年問題と呼んでいます。

歴史を遡って日本人の本来の過ごし方が議論された結果、「生まれ育った地域で最後を迎える」という考え方に沿って整備されています。

しかし、生まれ育った家でケアをする「在宅介護」は容易ではありません。

在宅介護の限界と実態

在宅介護の限界と実態

将来に向けて、政府・厚生労働省が専門家の意見を取り入れながら動きをとっていますが、各メディアでは悲しいニュースも報道されています。

こんなニュース聞きませんか?

  • 老老介護
  • 無理心中
  • 介護殺人


心が痛くなります。

H29年度に厚生労働省が行った在宅介護の限界調査をみると、在宅介護の限界点は以下となります。

認知症の対応

在宅介護の限界と実態

介護の中でも疲労が一気に増加する原因だと思います。

  • 同じ事を何度も尋ねる
  • 食事したことを忘れる
  • 心配でそわそわする
  • じっとしていられない

など、

穏やかに過ごせず、見守りがはずせない状況になると、介護する側のイライラも高まり、家族の負担が増えます。

認知症は物忘れが中核にありますが、在宅介護に大きく影響するのが周辺症状(BPSD)です。

認知症の周辺症状(BPSD)

  • 徘徊
  • 不潔行動
  • うつ症状(無気力、意欲低下)
  • 不穏


などです。

詳細はこちらの記事からも学べます
【回答】認知症の帰宅願望の対応方法【3項+α】

夜間の排泄介助

在宅介護の限界と実態

自分以外の汚物と関わりをもつため、介護の疲労度はとても高くなります。

特に夜間は、介護者も睡眠を阻害されるため、疲れてしまう原因になります。

トイレの回数が多ければ多いほど、負担は増すばかりです。

オムツの選択肢もありますが、本人のご希望や機能低下などを加味して決めなければなりません。

在宅介護の限界を感じる不安点

在宅介護の限界を感じる不安点

H29年度に厚生労働省が行った在宅介護の限界調査から、以下となっています。

在宅介護の限界を感じる不安点:入浴、洗心介助

在宅介護の限界を感じる不安点:入浴、洗心介助

一般家屋の浴室は転倒のリスクが高く、危険を伴います。

動作が不安定な老人を介助しながら、入浴や洗心介助を行うのはとても重労働です。

老老介護の場合は老人同士となりますので、感じる負担も大きく不安は増します。

在宅介護の限界を感じる不安点:食事の準備

在宅介護の限界を感じる不安点:食事の準備

同居家族全員が同じ食事内容であれば良いですが、在宅介護をしているとそうはいきません。

介護を受ける側が嚥下(えんげ:飲み込み)しやすいように柔らかく、食べやすい内容に変えなくてはならない場合もあります。

食事は日々のことですから、その都度、特別なものを用意するとことを考えると、いつまで続くのか不安が増えます。

在宅介護の限界を感じる不安点:日中の排泄介助

在宅介護の限界を感じる不安点:日中の排泄介助

日中もトイレに付き添いが必要な場合は、介護者の外出も難しくなります。

ご自宅で付きっきりになると、自分の時間が持てなくなります。

ストレスもたまっていきますので、

  • 介護で眠れない
  • ノイローゼになりそう
  • 自由な時間がない

など 不安なことが多くなります。

イライラ度が高まったり、メンタル不調の原因にもなりますので介護する側もケアが必要になります。

在宅介護の限界となる原因

在宅介護の限界となる原因

「限界と実態」「限界を感じる不安点」で綴った内容を深堀して、原因にまで踏み込みたいと思います。

在宅介護の限界要因:おむつ交換や排泄介助

在宅介護の限界要因:おむつ交換や排泄介助

排泄介助は臭いもきつく、場合によっては24時間毎日です。

言い方は悪いですが、生きている以上、終わりが見えない内容ですから、きつく重労働で大変なことです。

毎日続く下の世話を考えると、「もう限界・・・」だと感じてしまいます。

【例あり】在宅介護の限界になる思考と付き合うコツ

【例あり】在宅介護の限界になる思考と付き合うコツ

限界点を迎える要因は、

  • 介護者の休み時間が確保できない
  • 社会性低下によるわがままの対処
  • 自分の生活行動の中に介護が外せなくなる

うまく付き合うための方法は以下です。

手抜きをして在宅介護の限界を突破

手抜きをして在宅介護の限界を突破

各種サービスを使っていく方法です。

例を示します。

食事は時々宅配サービス

手抜きをして在宅介護の限界を突破

毎日食事を作らなくてもいいのでは?

普段の食事の用意と同じ考え方で、「楽」をしましょう。

外食したり、スーパーマーケットで惣菜などを買うと思いますが、そんな感覚で介護をすれば気持ちが楽になります。

配食サービス、お取り寄せ等が充実しています。

好き嫌いの好みはありますが、配慮可能な内容もありますので、利用してみると負担軽減となります。

(別記事を作成する予定です)

まとめ【あなたの支え】在宅介護の限界を解決する【安心】

まとめ【あなたの支え】在宅介護の限界を解決する【安心】

自分の身の回りの行動を振り返ると、生活動作は何気なく多いものです。

それを介助しなくてはならない、、、となると誰しも大変だと思います。

✖ 完璧にこなす ➡ ○社会資源と繋がる

家族以外と繋がることが「本人のため」になります。

  • 「本人のいいなりになる」
  • 「本人のために行う」

この差は大きいです。

本人の同意が得られないケースもありますが、

生活バランスを取りながら介護を行う

難しいことですが、非常に大切であるといえます。

在宅介護に限界点は必ずありますが、この記事の内容がひとつの目安になると幸いです。

どうしても限界になった場合「介護認定」の申請から手続きを踏まなくてはなりません。

【無料】でまとめてますので下記からどうぞ。

⏬ 手続きの手順はこちらから分かります ⏬

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