今日は就労移行支援事業所に行きたくない
就労移行支援事業所に通所して半年経つけど疲れた
なんだか行くの嫌なんだよなぁ
こんな疑問にお答えします。
人間はひとりひとりに感情があり、考え方も十人十色です。
気分によっては就労移行支援事業所に行くのが「かったるい」と思うこともありますが、至って普通です。
「今日はなんだか仕事に行くのが嫌だ」と思う社会人もたくさんいます。
SNSで「仕事やめたい」と検索をかければ多くの声が出ますので、参考にしてみて下さい。
しかし「行きたくない」と思って本当に行くことができないと、それは問題です。
職場に所属している場合、気分の変調で仕事に行けないことを容認してくれるところはあり得ません。
就労移行支援事業所も同じことが言えますが、体調や思考を整える意味を考えると、職場に比べてハードルが下がりますので、急に休んでしまうこともあり得ることです。
この記事では「就労移行支援が合わない」と思ってしまう方に向けて、振り返りを提供します。
こんな内容を広く取り扱いますので、直感で必要なところを読んで頂ければ幸いです。
この記事の信頼性については運営者プロフィールをどうぞ。
私は現在進行形で就労支援に関わっている職員です。
私の事業所に通う利用者様で「合わない」と思って辞める方はごくごく稀です。
具体的には、年間を通して1名いるか、いないかです。
なぜなら、制度や内容について同意を得て、すり合わせをした上で利用してもらっているからです。
こんな方は振り返りをしていきましょう。
モヤモヤしている気持ちが続くと、メンタルも良くありません。
この記事を何回開いて貰って大丈夫ですので、参考にしながらすすめてみて下さい。
就労移行支援が合わないと思った時に開く教科書
以下の内容でまとめます。
就労移行支援に向いてない人の特徴とは?
結論:就労移行支援というサービスが利用できない人
就労移行支援を休みがちになる人
「就労移行支援」は通所施設となっています。
基本的な考え方は「しっかり決められた時間に通って訓練を受ける」です。
ご自分のペースで通所ができますので、安定して通えるまでは週2日、3日といった形でスタートできます。
しかし、以下のような場合が続くと就労移行支援という制度サービスが合いません
就労移行支援は一般就労を目指すサービスです。
休みがちになることで、一般企業に勤められるのか疑問ご沸いてきます。
就労移行支援はレベルが低いと見下す人
仕事で使うスキル(技術)習得ばかりに逃げ、克服しなければいけないコミュニケーション能力や対人マナーについて向き合えない人は、どこの事業所に通っても難しいと言えます。
自己分析が正確に行え、課題が「スキル」という方であれば問題ありません。
しかし、就労移行支援を利用される多くの方は自己分析ができない方がほとんどです。
就労移行支援はクズだと高飛車になる
こんな訴えはありませんか?
こういう方はもういちど問いかけましょう。
周りがあわせてくれない、自分は正しいという過信しすぎた思考を改善しようという姿勢がなければ、学びは得られません。
就労移行支援を最悪だと豪語する人
就労移行支援を通して就職を実現している人は実際にいます。
実績を数字として分かるように表記している事業所も多数ありますので事実です。
「最悪だ」と言う方の根本的な理由は以下です。
こう言う方に限って悪態をついたり、悪口を言う方が多い印象です。
就労移行支援でこんなことを感じたら?
結論:すぐに悪く考えず、振り返りを行い客観視をする
就労移行支援に「いじめ」があるのか心配
いじめ問題はこどもからお年寄りまで幅広く「社会問題」だと言えます。
利用者同士、職員と利用者で事例がありますので、気になる方は以下の記事からどうぞ。
自分の行動が「いじめ」に発展してしまうこともありまりますので、注意しましょう。
➤ 【利用者向け】就労移行支援事業所で「いじめ」はあるのか?
就労移行支援は「うざい」と感じてしまう
職員から以下について言われたことはありませんか?
否定する前に、言われてしまう原因を考えましょう。
「あなた」に課題があるから言われているはずです。
日によって不調なこともありますが、必要な案内を受けていますので真摯に受け止めてみましょう。
就労移行支援は職員が「しつこい」
こんな質問をされることで「しつこい」「なんで聞くの?」「嫌だな」と感じる方は、以下の総合記事で解説をしていますので参考にされて下さい。
運営に関わります。
➤ 就労移行支援事業所に通うのが「つらい」と感じたら開く教科書【利用者向け】
就労移行支援がつまらないと常に感じる
人間なので「つまらない」とついつい感じることは至って普通です。
しかし「毎日つまらない」と思ってしまう場合は理由を鮮明にすることが必要です。
下記の記事で専門的に解説しましたので、必要なところをお読み下さい。
➤ 【処方箋】就労移行支援はつまらないと感じてしまう「あなた」へ贈る解決策
就労移行支援の選び方に失敗した場合は?
結論:通いだして半年以内なら事業所変更もあり
通所して半年ほどなら変更しても問題なし
就労移行支援は2年間の有限期間があるサービスです。
制度はどこの事業所を使っても共通していますので、変更する場合は早期判断が大切。
➤ 職員が教える「就労移行支援事業所」の選び方、失敗しない方法9選
就労移行支援で就職できなかった場合は?
結論:本人が希望すれば他機関に繋いで終了
就労継続支援や「なかぽつセンター」に繋ぐ
一般企業での就職が厳しい場合は就労継続支援(A型やB型)に繋ぎ、福祉施設での就労を通して支援が継続されるように調整をしていきます。
就労移行支援との違いは賃金(工賃)の発生です。
福祉施設での労働になりますので賃金(工賃)をもらいながら、働くための整えをしていきます。就労移行支援のような学びの場ではありません。
本人が支援を希望しない場合は、地域にある「なかぽつセンター(就業・生活センター)」への登録をすすめます。
なかぽつセンターは自分で就職活動をする方が支援を受けられる施設です。
就労移行支援が合わない、こんな感情の場合は?
結論:自己分析&相談をして、本当に就労移行支援があわないのか見極める
就労移行支援が厳しいと感じてしまう
支援内容が厳しい場合は、職員に相談をしましょう。
そして、あなたも自分に問いかけて下さい
- 今のままで目標が達成できるのか
- 本当に就職ができるのか
- 何が必要なのか
厳しいと批判する前に考えてみましょう。
そして、しっかり職員に相談して支援内容を詰めていくことが大切です。
就労移行支援に通うのが「しんどい」
上記とかぶりますが、何がしんどいのかを明確にすることが必要です。
就職した時も「しんどく」なることがありますので「はっきり」させておくことが自分を客観視することに繋がります。
といった状態であれば、なおさらです。
就労移行支援のスタッフが嫌いだ
私も就労支援員です。
スタッフの何が嫌いなのかをハッキリさせます。
など、様々あります。
そして、自分にも問いかけます。
すべて他人になすりつけるのではなく、自分のなかにある理由はどうなのかという部分も思考しなければよい解決策にはたどり着きません。
【まとめ】就労移行支援が合わないと思った時に開く教科書
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
ひっかかったり、ドキっとしたポイントはありましたか?
就労移行支援が合わないと感じる時は何か原因があります。
明確にして整理をしていき、本当に必要なのかどうか見極めをしていくことが大切です。
悩むポイントは2つあります。
➊就労移行支援事業というサービスがあわないのか
こちらの記事でやめる場合を解説しています。
➋通っている就労移行支援事業所があわないのか
選び方を間違え、合わない事業所を使っていると時間を浪費します。
こちらでポイントを抑えましょう。
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