就労移行支援事業所に通っていたけどつまらなくて辞めたんだよなあ
もういいや、意味ないし
えっ、本当に意味ないの?
就労移行支援について前向きに検討してるのに、、、
確かに調べればネガティブな書き込みが多いかも
こんな悩みの方は閲覧してみてください。
就労移行支援は通所系サービスです。
通所していて「つまらない」と感じてしまう方もいると思います。
プログラムの目的が分からなかったり、通所の意味が掴めなかったりすると「つまらない」という気持ちが余計にわきやすいものです。
この記事では就労移行支援がつまらないと感じてしまう「あなた」に、解決するための考え方をお伝えします。
別の視点で考えられるようになると少し楽になるものです。
執筆者の経歴
- 作業療法士10年以上
- 勤務歴(病院・介護施設・児童支援・就労支援)
- 現在は就労支援に従事(障害のある方のリクルート)
この記事の信頼性については運営者プロフィールをどうぞ。
私は現在進行形で就労支援に関わっている職員です。
通い始めは「わくわく」しながらという気持ちがありますが、通いなれると気持ちがマンネリ化して、いつの間にか「つまらない」と感じてしまう方も一定数います。
安定した就職を実現するために必要なことが身についていれば良いですが「あなた」はどうでしょうか?
一緒に振り返りをしながらひとつひとつ確認をしていくことで、意味がみつかりますので、参考にしていただければと思います。
就労移行支援がつまらないと感じてしまう「あなた」へ
つまらないと感じた時は、自身の行いを「振り返る」きっかけでもあります。
そういうポイントを得ながら前進していくものです。
以下の流れで解説していきます。
- 就労移行支援がつまらないと思う理由を振り返ろう
- 就労移行支援は意味ないと感じる前にすること
- それでも、就労移行支援が辛いと感じてしまったら
就労移行支援がつまらないと思う理由を振り返ろう
就労移行支援がつまらないと思う理由はなんでしょうか?
しっかり考えなければなりませんので、振り返りを行いましょう。
振り返り①:就労移行支援は役に立たないと思っていませんか?
就労移行支援って胡散臭い
どこか心にそんな気持ちがあるはずです。
そんな原因は二つだと思います。
プログラムが単調で変化がない
決められたプログラムを一通り終えたが、何を得られたのか分からなく、そのまま2クール目に入ったりしていませんか?
プログラムはルーティンとして単調な一面を持ち合わせています。
やりきってしまえば次へ、次へとなりますので、あなたにとって良い兆候ともいえます。
自信がある程度あれば、企業なども実習なども視野にいれて一段階うえのプログラムも可能ではないでしようか?
つまらないと感じたら、積極的に事業所の外に出るしてみては取り組みをどうでしょうか?
行動の結び付きがわからない
私の事業所は、入り口から入ってすべてがプログラムとなっており、意味のある行動が発生するように組んであります。
就労移行支援はつまらないと感じる原因で、取り組みがなんで就職に繋がっているのか分からないという内容があります。
これについては、「あなた」を担当している支援員、サービス担当責任者にあたってみるのが一番です。
両者とも答えられないようであれば、悪質な就労移行支援事業所の可能性があります。
詳しくは「この就労移行支援事業所は悪質だと見極めるポイント」で解説をしています。
振り返り②:通所を決めたきっかけを振り返ろう
根本に立ち返り、もう一度かんがえていきます。
ポイント①:就職したい気持ちはありますか?
就職するための就労移行支援です。
体調不良であったりすると、気分の浮き沈みがあるものです。
疲れている時に嫌なことがあれば、誰でもマイナスな気持ちになります。
しかし、多くのひとはどこかで気持ちの切り替えをしながら過ごしています。
まずは根本から働きたい気持ちがあるか、振り返りをしましょう。
何となくでも構いません。
ポイント②:事業所に求めたことはなんですか?
など、
あなたにとっての決め手があったはずです。
それは、あなたが就労移行支援事業所に求めたことではないでしょうか?
求めたことと現実はどうだったのか比べてみましょう。
就労移行支援は意味ないと感じる前にすること
意味がないと感じたときは、この2つが参考になります。
仕事をしていて、マイナス思考が強くなる利用者様は多いですよ。
職員と面談を必ず行い、方向性を確かめる
意味がない=先が見えない
未来が想像できなければ、誰もが不安に刈られます。
不安を解決するためには、行動していくことしかありません。
具体的には職員に相談することが大切です。
管理者、サービス管理責任者、支援員など「あなた」が普段かかわり合いをもっている職員で問題ありません。
単刀直入に「就職できるのでしょうか?」と聞いてみましょう。
素直に質問することは大切です。
職員も人間ですから、黙っていては何もわかりません。
察することはできますが「確信」に変えるためには「発信」していただくことが必要です。
毎日前進しているか確かめて過ごす
自分で通所した日のことを振り返ってみましょう。
1週間前、1ヶ月前、3ヶ月前、6ヶ月前と比較して、どのくらい自分の性格や特徴が変わっているか確かめることは大切です。
卒業するときは、必ずあなた自身のどこかが変わります。
自分で成長度合いを日々確認していきましょう。
大きく変わる必要はありません。
ほんの少しでも変わると、生きるのが楽になります。
それでも、就労移行支援が辛いと感じてしまったら
ぐるぐる考えてしまうことが続いても、良いことはありません。
解決策は相談です。
職員に相談して、任せてみる
担当者、サービス管理責任者、管理者などに思いきって相談しましょう。
話したいことを事前にまとめてもらっても良いです。
自分で行動してもうまくいかないことは多いと思います。
職員は、少なくとも「あなた」よりは支援経験がありますので、壁にあたったら流されてみるのも方法です。
【まとめ】就労移行支援がつまらないと感じてしまう「あなた」へ
- 就労移行支援がつまらないと思う理由を振り返る
- 職員と面談を必ず行い、方向性を確かめる
- 毎日前進しているか確かめて過ごす
- 職員に相談して、任せてみる
すぐにやめる決断をしてしまう方もいると思いますが、いったん立ち止まってみましょう。
即決することを分析すると、
行動力がある一面、思考力がない
こんなことも考えられます。
6ヶ月の利用で就職できる方はかなり稀です。
すぐに判断する前に少しでも思考しましょう。
思考できない方は、そこが弱点かもしれません。
しかし、本当に支援が「雑」で悪質な就労移行支援事業所があることも事実です。
事業所を選ぶ時も注意が必要ですので、興味がある方はこちらの記事も参考にどうぞ。
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