就労移行支援が「クズ」と言われる理由、失敗しないためにも

<strong>うつ病女性</strong>
うつ病女性

就労移行支援が闇深いということはharutoさんのポストで拝見済み。

haruto(@haruto_shelf)

<strong>A氏</strong>
A氏

私は就労移行支援歴7年以上ですが、闇は本当に深いですよ。

クズといわれても仕方ないと思います。

私との対談でも解説させていただいています。

note記事:就労移行の闇を完全暴露

<strong>フリーター</strong>
フリーター

そんなクズと分かっているところに通いたくない

『就労移行支援 クズ』で検索してここにたどり着いたあなたは、きっと不安を抱えているはず。

ネットの口コミで『スタッフが最悪』『お金儲け優先』『意味ない』という声を見て、利用をためらっていませんか?

就労移行支援はその名前の通り、職業訓練を通して一般企業への就職へ「移行」していく福祉サービスです。

しかし、すべてが闇ばかりではありません。

kizuki-care.net でも光の部分は解説済みです。


この記事では悪い評判を分析しつつ、おすすめな選び方を具体的に紹介していきたいと思います。


<strong>小林玄人</strong>
小林玄人

小林玄人:ハルト(@haruto_shelf)

作業療法士歴10年以上

手帳持ち

就職者実績60名以上

就労移行支援事業所でセンター長兼エリアマネージャーを経験

就労移行支援の全てを知り尽くしている

なぜクズと言われるのか?

実際に事業所の悪い口コミをみたり、通所する前に週2から徐々に増やしていくといったのに気づいたらデフォルトで週6通所になったなど説明と事実が乖離している実態があるからだと思います。

実際に私が会社の犬になって運営していた時もそうでした。

悪い口コミつきましたし、通所率のかさ増しのことも分かっていました。

ですが、就職者実績が60名以上もいるように悪いことばかりでないので、そこだけは先入観で決めつけないようにしていきましょう。

では解説していきます。

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「クズ」と言われる就労移行支援事業所の口コミを分析

「クズ」と言われる就労移行支援事業所につく口コミを分析
  1. 職員がうざい:相性のミスマッチ、指導が厳しすぎるなど
  2. 通所するように無理に促す:予定表を出して通所率のかさ増しを狙う
  3. 訓練が職業学校以下:パソコンだけ個別でいじっていれば良い
  4. 就職率がパンフレットやHPと全くことなる:施設格差が大きすぎる
  5. 想像とミスマッチしていたので辞めたくなる:オフィス型と作業型の違い

職員がうざい

これはよくあるパターンで、職員との相性はとても大切です。

面談などで距離を徐々に縮めていくものだと思いますが、そんなのは無視をして自分の言いなりになるようにマウントとったりする態度だと障害があろうがなかろうか人間として嫌になります。

また、指導内容が厳しすぎると悪いところばかりを指摘されているようでモチベーションが逆に下がりますし、朝おきてみたら「布団からでられない」「体が思うように動かない」といったように適応障害、うつ状態っぽくなってしまう可能性もあります。

こういう場合は相談窓口になる職員がいると思うので確認をしましょう。クレーム関係はだいたいセンター長が担っているので遠慮なく伝えていきましょう。

通所するように無理に促す

予定表を出す事業所が多いのは確かです。

中小大手になっていけばいくほど予定表を重要視します。
小規模事業所でも取り入れているところはあるかもしれませんが、次月の総通所者数「売り上げ」がどのくらいかになるか予測するために行うものです。

表向きはいいことしか言っていませんが、裏の顔は違います。

「この日は何で休みなんですか?」と面談で聞かれることもあります。

しかし、ここで正直に答えてしまうと困ることになるので嘘も方便として考えて、

  • どうしても遠く離れた実家に帰省しなければいけなくなった
  • 親の受診の付き添いになった
  • 子どもの発表会の予定なんです(お子さんがいる場合)

こういった理由をこじつけて自分のいいようにすることも大切だと思います。

「予定はずらせないんですか」と追い打ちをかける職員もいますが、事前に予定を合わせている部分もあるので難しいですと言い返しましょう。

それでも無理やり通所を促されたら、ご自身を担当して下さっている相談支援専門員、セルフプランで利用しているなら市町村のケースワーカーに相談しましょう。

決して事業所内で解決しようと思わず第三者を入れて下さい。

その方が事業所にも響きます。

訓練が職業学校以下

これもあるあるなんです。

オフィス型の就労移行支援事業所ではパソコン訓練がほぼ必須化されていますが、パソコンだけいじってワードやエクセルの学習をするように言って放置する事業所もあります。

なかに資格をとりたいって考える方もいるかと思いますが、資格ならご自身でテキストを買って学習すれば個人レベルで取得できます。

私もパソコンの資格は持っていますが、個人で学習して取得しました。

ひたすらパソコンだけ触らせとく事業所は暇になりますし、なんのための訓練なのか意味させ分からなくさせます。

それを説明できない職員だったらアウトです。就労移行支援事業所がクズと言われても仕方ないと思います。

就職率がパンフレットやHPと全くことなる

「クズ」と言われる就労移行支援事業所の口コミを分析
引用:就労支援施策の対象となる障害者数/地域の流れ_厚生労働省

私も売り文句で使っていましたが実際は会社のHPやパンフレットと乖離していました。

厚生労働省の全国平均でみると令和4年度の就職率は「57.2%」です。

パンフレットやHPで公開しているものは法人独自によるもの

なぜなら地域格差が大きく就職先が限られていたりするからです。

都市部になればなるほど就職案件も充実していきますが、地方になればなるほど過疎化していったり、障がい者雇用率未達成企業も多く、就職窓口が少ないことは事実です。
基本はハローワークの案件しか扱わないという事業所もあり、私が勤務していた施設もそのひとつです。

季節的に大きな企業説明会があるので、そこで就職の間口を広げることもできますが、それも限定的です。

利用者にあわなけば合いません。

入会時に説明がなく、実際に通所してみて現実をしったら絶望的にもなります。

想像とミスマッチしていたので辞めたくなる

就労移行支援もオフィス型でパソコン訓練をメインにするところや作業型で施設作業を通して支援するところなどありますので、事前に調べずにいってしまうとミスマッチが起きやすいです。

それがクズと言われる要因になりますので、そうならないようにした調べは大切です。

また、就労移行支援の福祉サービスを職場斡旋と勘違いして見学にこられる方もいます。

こういう方に対しては福祉サービスであることをきちんと伝えなければ入会後にミスマッチとわかり、悪評がついてします原因にもなります。売り上げばかりに気を取られていると起きてしまうことです。

「クズ」な就労移行支援事業所を回避するポイントを紹介


この5つだけ気を付けましょう

①見学・体験利用を必須に(雰囲気確認)

必ず見学や体験利用はしましょう。少々面倒に感じるかもしれませんが、事業所の雰囲気やほかの利用者様の訓練内容をみておくとミスマッチを防ぐことができますし、自分に合うか合わないかが分かります。

②就職実績とスタッフ資格を聞く

これは普通に見学時に聞いた方がいいです。良いことばかり言うかもしれませんが、しっかりメモをとって事業所見学時の説明として証拠をの残しておきましょう。

<strong>小林玄人</strong>
小林玄人

ここで話を盛ったり、嘘をついてしまうと不信感を抱かせる原因になりますので、私は本当のことを伝えていました。

③利用者体験談を複数集める

このkizuki-care.netで大手の事業所を中心に口コミを集めていますので良ければ参考にしてみて下さい。


④特化型(IT・事務など)を選ぶ

事前に下調べをして就労移行支援事業所にもタイプがあることを知っておきましょう。

  • オフィス型(事務特化型)
  • 発達障害専門型
  • 作業専門型
  • 統合失調症専門型
  • うつ病専門型

など

各分野によって提供される支援内容が異なりますので、抑えておくことをお勧めします。


⑤辞め時を知る: ミスマッチ時は転所OK。

就労移行支援事業所はずっと在籍しなくても、合わなければ辞めることはできます。ただし、市町村によってはケースワーカーが相応の理由を尋ねてきますので、思ったことを包み隠さずぶつけてあげましょう。

  • 説明と全く異なった
  • 相談したけど配慮してもらえなった
  • 独自の就職先を紹介して貰えなかった

など言い方はそれぞれ沢山あります。

就労移行支援は税金が使われているサービスなので簡単に辞めることができません。

きちんとした手続きが必要となります。

手続きについてはこちらの記事で解説をしていますので、参考にどうぞ。


良い就労移行支援事業所の活用例

ここまで就労移行支援事業所が「クズ」と言われることのみを綴ってきましたが光となる部分もありますので紹介します。

同行面接

面接試験がある時に同行してくれるサービスです。面接は緊張もしますし、何を伝えていいか分からなくなる場合が普通です。面接に同行していただくことで、後ろから事業所の様子など援護射撃を面接官に撃ってくれます。最終的には事業所と企業での付き合いになりますので、念を押してくれますので事業所での活動がよければ良い結果になる採用確率はグッと上がります。

スタッフから自信をもらった

スタッフがこれまで関わったケースについて話をしてもらい自信がついた。親近感がわきますし、経験豊富な方だなと思うこともできます。自分ではできなかったことでもリアルな体験談を教えてもらうことでクズな就労移行支援事業所とは思えない自信に変わる瞬間があります。担当スタッフの様々な引き出しについても分かることなので、面談の機会があったら聞くようにしてみましょう。

緊急の面談に応じてくれる

良好な事業所は週1回のペースで面談を行ってくれますが、緊急性の高い内容についてすぐに対応してくれるところはとても良心的だと言えます。自分のことを心配してくるような実感も湧きますし、なかには辞めてもらうことで事業所の利益が…と臍を曲げた考え方をになってしまう方もいますが、緊急案件に対してすぐに応じてくれる事業所はとても良心的だと言えます。放置主義ではないということです。

「面談はこの日に決まっているので、我慢してください」

緊急時でもこんな一文が添えられたら事業所の運営体質を疑いましょう。

kizuki-care.net の推奨

おすすめしている事業所リストを公開しています。

まずは無料相談をされてみて下さい。

まとめ:就労移行支援は闇が深く「クズ」と言われる理由

まとめ:就労移行支援は闇が深く「クズ」と言われる理由
  1. 職員がうざい:相性のミスマッチ、指導が厳しすぎるなど
  2. 通所するように無理に促す:予定表を出して通所率のかさ増しを狙う
  3. 訓練が職業学校以下:パソコンだけ個別でいじっていれば良い
  4. 就職率がパンフレットやHPと全くことなる:施設格差が大きすぎる
  5. 想像とミスマッチしていたので辞めたくなる:オフィス型と作業型の違い

就労移行支援はツールであって、クズか善かは選び方次第。

あなたに合った事業所で、未来を変えましょう。

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