【分析】大学生のひきこもりを紐解き解説【統計使います】

<strong>困る両親</strong>
困る両親

大学生の息子(娘)がひきこもりになってる

パソコンやスマホをいじってるだけで心配

どうやっらいいのやら。。。

<strong>困る大学生</strong>
困る大学生

○○さん、ゼミにずっと来てない。

大学生デビューしたいって言ってたのに。

連絡もつかないし、どうしよう。。。

<strong>困る大学生</strong>
困る大学生

うつ病がきかっけで、人が苦手。

ひきこもってネットばっかりしてて、収入も無い。

人生、どうすればいいかわからない。


こんな疑問を解決します。

ひきこもり問題は、たびたびニュースやメディアでも取り上げられています。

40代からのデータも出ており、「ひきこもり」は注目を浴びています。

「8050問題」「7040問題」につながらないよう適切な関わりが必要ですが、道標(みちしるべ)は少なく、ひきこもりを強引に解消する悪徳業者も出てきており、人権問題も騒がれています。

この記事では、ひきこもりの大学生にフォーカスしていきます。

内閣府の統計データをもとに、ひきこもりの大学生がどんなふうに考えているのかを分析していき、今後に繋がるよう方策をまとめたいと思います。

<strong>小林玄人</strong>
小林玄人

執筆者の経歴

  • 作業療法士10年以上
  • 勤務歴(病院・介護施設・児童支援・就労支援)
  • 現在は就労支援に従事(障害のある方のリクルート)


仕事で、ひきこもりの「大学生」や「社会人」の就労支援を行っています。

インターネットで調べて、ご自分で相談にこられる大学生が多くいます。

家庭環境は様々ですが、とても真面目な性格である方が多い印象です(あくまでも私の経験上)

実際にひきこもりの大学生を支援した経験をもとにしながら、統計データを分析していきます。

「支援」や「行動する」ための「きっかけ」にしていただければ幸いです。

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大学生のひきこもりを紐解き解説

大学生のひきこもりを紐解き解説

ひきこもりのお子様(息子さん、娘さん)をもつご家族、親御様、身近にいる友人、悩んでいるご本人が「kizuki:気づき」を得られるように。

今回、内閣府が調査した「若者の生活に関する調査報告書:H29年9月」を参考に、私が就労支援を通して得たことを織り交ぜながら解説してきたいと思います。

  • 大学生のひきこもりの原因とは?
  • ひきこもりの大学生の特徴は?
  • ひきこもりの大学生はどんな生活を送っているのか?
  • 大学生のひきこもりと「発達障害」について
  • ひきこもりの大学生への「アプローチ方法」は?
  • ひきこもりの大学生、就活はどうするの?
  • ひきこもりの大学生に「転職エージェント」はいいのか?
  • ひきこもりの大学生は「転職」が多くなる?関係性は?
  • ひきこもりの大学生は、具体的にどんな就職方法がいいの?



「ひきこもり」の定義について

「ひきこもり」とはどんな具合をさすのでしょうか?

「家から一歩も出ない」イメージがあると思いますが、一例に過ぎません。

ひきこもりには「狭義」「広義」の意味合いがあります。

大学生のひきこもりを紐解き解説
画像引用:定義


  • 広義のひきこもり:54.1万人(15~39歳:2015年時)
  • 準ひきこもり:36.5万人
  • 狭義のひきこもり:17.6万人

「自分の好きなことをする時だけ外出をする」パターンも含まれています。

従来は「狭義の意味合い」が一般的だと思います。


この記事で扱うのは、

  • 広義のひきこもり(15歳~29歳が59.2%)
  • 一般群:一歩も自室からでられないタイプ(15歳~29歳が52.1%)

※ 親和群:ひきこもりだが、ひきこもりの人の気持ちが分かり共感できるタイプ

※ 記事タイトルに反するかもしれませんが、年齢については絶対・必ずという正確性は難しいです。「若者」を対象にした調査になっていますのでご了承ください。数字をみていくと、「広義のひきこもり」と「一般群」の1/2がざっくり大学生の範疇になっています。

参考文献:定義


大学生のひきこもりの原因とは?

大学生のひきこもりの原因とは?

ひきこもりのデータを参考にすると、以下がTOP3になっています。

※過去にひきこもり経験があった方のデータも含め、総合的に判断してみました。

大学生のひきこもりの原因とは?
画像引用:調査の結果
大学生のひきこもりの原因とは?
画像引用:調査の結果


  1. 不登校(小中高)だった過去がある
  2. 大学で人間関係がうまくいかない
  3. 就職活動がうまくいかない


①不登校(小中高)だった過去がある

私が就労支援を通して利用者様のエピソードを深堀りしていくと、「不登校」というワードは当てはまる方が非常に多いです。

小学校、中学校は保健室や進路相談室などに親御様と一緒に行き、高校になると中退してしまうパターンがあります。

私見ですが、ある意味傾向としてうなづけます。

②大学で人間関係がうまくいかない

人間関係の構築が苦手な傾向の場合、大学生になるとより孤立化していきます。

授業単位をご自分で取得するため、付き合いたくない人とは付き合いません。

お昼もひとりで寂しく食べたり、何となく大学に通って、何となくゼミに出席をする。

ひとりで過ごすことが苦手になり、だんだんと大学から足が遠のいていく。

「大学生デビュー」という言葉もありますが、大学へ進学をしても、小中高の出来事がトラウマとなって、同じことを繰り返す事例も実際にあります。


③就職活動がうまくいかない

全国に多くの大学がありますが、近頃は名前が通っている一流・二流大学でも就職難になる大学生がいます。

将来を見据えて、インターンや海外留学を経験したり、様々な動きが加速しています。

年数が経つにつれて「就職」が現実味を帯びていき、将来が見えなくなったり、回りと自分を比較してしまったり、面接に何度も落ちたり、様々な要因が精神ストレスとなって消耗してしまいます。


番外編①:ひきこもりの大学生の意外な家庭環境


データで見ると以外な結果です。

大学生のひきこもりの原因とは?
画像引用:調査の結果

家族と話をしていたり、家族仲が良いなど家庭環境は良い

両親が離婚したり、DVがあったり、シングルマザーで祖母の介護をしているなど、育ってきた家庭環境が悪いイメージがあったりしますが、意外に家庭環境が良いという結果になっています。

実は、私が仕事で受けている案件も家庭環境が良い方がほとんどです。

両親が親身になって話を聞いてくれ、相談にこられる時も一緒に来られます。

「家庭環境に恵まれている」=「働かなくて良い」

ある意味、良すぎる家庭環境は本人の自立心を妨げてしまいます。

後述していきますが、ここは重要なポイントです。

番外編②:ひきこもり大学生の性格傾向

大学生のひきこもりの原因とは?
画像引用:調査の結果

欠点や失敗の受け入れが難しい

ひきこもりの若者、2人に「1人」が傾向として当てはまる回答です。

数値としてはとても高いといえます。

ひきこもりの大学生(若者)の性格傾向

  • 柔らかい言葉だと:敏感、傷つきやすい、繊細
  • きつい言葉で言い換えると:プライドが高い、心や思考が固い、完璧主義


人間は一長一短を兼ね備えています。

人生で出会うすべての人から好かれるのは絶対にできません。

ひとりひとり生育歴も違いますし、価値観が違います。

「心の柔軟さ」が広がると解決できる場合が多いです。

ひきこもりの大学生の特徴は?

ひきこもりの大学生の特徴は?

以下、2つに絞ってみていきます。

  • 今後について考える大学生は多い傾向
  • 健康でないと思うか



今後について考える大学生は多い傾向

ひきこもりの大学生はどんな生活を送っているのか?
画像引用:調査の結果

自分のことについてどう思うか、回答結果です。

  • 広義のひきこもり約80%
  • 一般群:約50%


自分について考えている方が多い傾向であることがわかります。

ひきこもりであることは自覚しているし、でもどうすればいいのか・・・。

具体的な行動が分からなかったりする場合が考えられます。

ひきこもりの健康状態について

ひきこもりの大学生はどんな生活を送っているのか?
画像引用:調査の結果

ご自分の「具合について」です。

精神状態が健康だと思っている割合は以下です。

  • 広義のひきこもり:約55%
  • 一般群:85%


ひきこもりですが、半分以上は精神状態が良いという回答になっています。

問いかけます、

社会参加できていないのは健康な精神状態と言えるのでしょうか?


パソコンで動画編集したり、ECサイトを運営していたりで、きちんと生計が成り立っていて、ご自分の意思で「ひきこもり」を選択していれば良いですが、大半はそうでないと思います。

ひきこもりの大学生はどんな生活を送っているのか?

ひきこもりの大学生はどんな生活を送っているのか?

生活面について考察をしていきます。

こちらも意外な傾向がわかりました。

  • 生活態度について
  • 生活リズムについて
  • 家でよく行うこと


生活態度について

ひきこもりの大学生はどんな生活を送っているのか?

身の回りのことは親にしてもらっている

  • 広義のひきこもり:約60%
  • 一般群:約40%


自分の好きなことをメインに行う広義のひきこもりは、半分以上が身の回りのことを親に行ってもらっている結果になっています。

家族との関係性が良いケースも多く、「世話をしてしまう」というように考えることもできます。

逆に一般群は、自分のことは自分で行う方が多いです。

推測ですが、「自室から出たくない」「誰とも関係性を持ちたくない」などネガティブな要素が強めな印象を受けてしまいます。

生活リズムについて

ひきこもりの大学生はどんな生活を送っているのか?
ひきこもりの大学生はどんな生活を送っているのか?

決まった時間に起きることができている

  • 広義のひきこもり:約53%
  • 一般群:約77%


決まった朝の時間が何時かは分かりませんが、一般的に朝6時~9時までには起きることができていることがわかります。

生活リズムが乱れている印象もありますが、全般的に整っている方が多いと言える結果です。

家でよく行うこと

(詳細は後日追記していきます)

大学生のひきこもりと「発達障害」について

(詳細は後日追記していきます)

ひきこもりの大学生への「アプローチ方法」は?

(詳細は後日追記していきます)

ひきこもりの大学生、就活はどうするの?

(詳細は後日追記していきます)

ひきこもりの大学生に「転職エージェント」はいいのか?

(詳細は後日追記していきます)

ひきこもりの大学生は「転職」が多くなる?関係性は?

(詳細は後日追記していきます)

ひきこもりの大学生は、具体的にどんな就職方法がいいの?

(詳細は後日追記していきます)

【まとめ】大学生のひきこもりを紐解き解説

(詳細は後日追記していきます)

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